
あなたはバレーボールをするとき、どのブランドのウェアを着用しているでしょうか。
好きなメーカーやブランドがある、という方は別として、どのようなブランドがあるのか分からない、見てから決めていきたいと思っている方へ、バレーボールユニフォームブランドについてまとめてみました。
まずは、バレーボールユニフォームの規定から、さらっとおさらいしておきましょう。
バレーボールユニフォームの規定をおさらい
バレーボールユニフォームとは、シャツ・ショーツを指し、6人制においてはソックスもユニフォームに含まれます。
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)が主催する国内大会に参加するには、定められた規定のユニフォームを着用しなければいけません。
バレーボールユニフォームには様々な細かい規定があり、公式戦では規定が厳しくなるので、必ずそれに沿ったユニフォームを用意しましょう。
2種類のユニフォームを用意しましょう
まず、ユニフォームは配色やデザインが統一されていなければいけません。カラーの異なった2種類のユニフォームを用意することが望ましいとされています。(ユニフォームのメインカラーは、65%以上を占めていること。)
ユニフォームカラーが相手チームと被った場合、ホームのチームがユニフォームを変えることになっています。どちらもホームのチームでない場合、プログラムの最初に記載されているチームがユニフォームを変えることになっているので、必ず2着は用意する必要があります。
番号の色にも注意
競技者番号はユニフォームとはっきりと区別できる対照的な色で、明確に表示されていなければなりません。競技者番号のサイズも決められています。
またソックスに関しては、カラーと長さをチームで統一しなければいけません。
これらの条件に合致したバレーボールユニフォームを作ることができるメーカー・ブランドをご紹介していきます。
おもなユニフォームブランド・メーカー
日本バレーボール協会(JVA)が公認しているユニフォームは、次の9つのブランド・メーカーです。
- アシックス
- デサント
- ミズノ
- ファイテン
- アディダス
- アンダーアーマー
- ビクトリー
- ミレグラ
- アルスト
※国際バレーボール連盟(FIVB)における、国外大会認定ユニフォームは別になります。
ユニフォームとして人気があるのは「アシックス」「ミズノ」「デサント」「ミレグラ」のメーカーです。
アシックス・ミズノ・デサントについては昔からバレーボールブランドとしてメジャーであり信頼性も高いので、大半のチームはこの3つのブランド・メーカーでユニフォームを作っています。
ミレグラは、他社と比べてバレーボールグッズの値段が安いという点で人気が出てきたメーカーです。
では、この4つのブランドについて詳しく見ていきます。
asics(アシックス)
各チームや企業にはイメージカラーがあり、そのカラーにそってユニフォームを作成しています。
アシックスにはデザインがたくさんあり、カラーも柄に合わせて細かく選ぶことができます。
アシックスのユニフォームはサイズ表記よりゆとりがあり、ほんの少し大きく感じますが着心地はとても良いです。
アシックスユニフォーム作成では、背中のチーム名または個人名のマーキング代はかかりません。校章やチームのロゴを入れるオプションもあります。
また同じデザインで女子・男子のユニフォームを作成することもできます。
全日本男子バレーボールチームがアシックスでグッズを作製しており、男子チームから特に人気の高いブランドです。
Mizuno(ミズノ)
ミズノのバレーボールユニフォームは、1998年にデザインされた"スポーツを愛するエナジーの象徴"である、MCラインを使った正統派デザインが人気のメーカーです。
しかし近年では、そのMCラインを使わない新しいデザインも登場しています。
素材も豊富で、軽量素材やバレーボール専用の摩擦に強い素材もあります。
ユニフォームシャツのシルエットは、標準的なスタンダードフィットはもちろん、すっきりしたシルエットのスリムタイプも選択することができます。
また、文字の種類やカラーバリエーションも豊富に揃っています。
ユニフォームパンツが裾広がりになっているのもミズノの特徴です。
全日本女子バレーボールチームがミズノでグッズを作成しており、女子チームから特に人気の高いメーカーです。
また、Vリーグでのユニフォーム着用がもっとも多く、非常に人気の高いブランドです。
ミズノ公式「バレーボールウェアオリジナルシュミレーションページ」
ミズノバレーボールカタログにはユニフォームの詳しい情報が記載してあり、ウェブサイトからも見ることができます。
DESCENTE(デサント)
デサントのバレーボールユニフォームは、デザインが豊富で襟のバリエーションもたくさんあります。
中でも、襟のない機能的なデザインが人気となっています。
アシックスとミズノが定番となっていましたが、近年ではデサントのオリジナリティ溢れる様々なデザインが好評で、とても人気の高いブランド・メーカーです。サイズも豊富に揃っています。
同じデザインで女子・男子のユニフォームを作成でき、校章やチームのロゴもオプションで可能となりました。
また、デサントの女子(ウィメンズ)パンツはミズノと違い、少し丸みのある形が特徴です。
デサントのバレーボールユニフォームはデザインが好評で、最軽量のユニフォームを作る点からも人気のあるブランドです。
Milegra(ミレグラ)
ミレグラの特徴は「安い」ということです。ユニフォームだけでなく、大半のバレーボールグッズが他社と比べて安く販売されています。
ユニフォームに関しては、安く、オリジナルで個性溢れるデザインが特徴的です。
ミレグラのユニフォームは、男子だけでなく、女子た子供も安心の全12サイズを展開しています。
さらにオプションサイズでは、ひとりひとりに合わせたサイズで作成が可能で、身幅・着丈を自由に組み合わせることができます。従来のサイズが合わないという方におすすめのメーカーです。
さらに、完全在庫保証という点も特徴です。
その他公認ブランド
phiten(ファイテン)
多くのバレーボーラーに人気のTシャツを販売しているファイテン。2015年より日本バレーボール協会(JVA)からユニフォームの認定を受けたメーカーです。
独自の技術でチタンを繊維に含浸。カラダをリラックス状態へサポートする、ファイテンならではの技術で作られるユニフォームです。
Adidas(アディダス)
言わずと知れた世界的スポーツグッズメーカー。アメリカやイギリス、中国など、世界各国のチームでは、おもにアディダスのユニフォームが着用されています。
アディダスでは、選手番号・チーム番号・個人名が無料でプリントすることができます。デザインはシンプルなものが多いです。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
多くのスポーツ用品を取り扱うメーカーであるアンダーアーマー。ウェアの下にアンダーアーマーのアンダーシャツを着用しているバレーボーラーもたくさんいます。
日本バレーボール協会(JVA)の認定は受けているものの、バレーボールに特化した製品自体は販売していません。
ALST(アルスト)
シンプルなものから柄入りまでオリジナルのデザインを揃えており、公式サイトからデザインのシュミレーションを行うこともできます。
公認でなくても「あなたサイズ」「あなたデザイン」でユニフォームが作れるブランド・メーカー
公認でなくても、自由なデザイン、豊富なサイズからチームに合ったユニフォームが作れるブランドもあります。
バレーボールファクトリーズなら、シンプルからモダンまでたくさんのデザインが揃っていて、サイズも男子・女子・ジュニアに対応できる20サイズがあります。きっとピッタリなユニフォームが見つかるでしょう。
また、縫製タイプのセミオーダーバレーボールユニフォームならTシャツレベルの激安価格でチームオーダーも可能。プリントを入れて試合で着るのはもちろん、お好みの色を組み合わせて、おしゃれでかっこいいバレー練習着として活用している人も多くいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。全日本ではミズノやアシックスが着用されているのでどうしても目が行きがちですが、実に多くのバレーボールユニフォームブランドがあるのです。
ショップにサンプルを確認しに行けたり、郵送でサンプルを貸し出してくれるお店もあるので、これを機にどんなユニフォームがあるのか調べてみるのも良さそうですね。